玄箱でairproxyその2(玄箱Debian化)
詳細1/3としてDebian3.1を動作させるところまでを記します。
1)必要なソフトを準備する
玄箱内ソフトの操作は、Windowsパソコンのコマンドプロンプトからtelnetを使用しました。Tera Term等のターミナルソフトを使用した方がより操作しやすいのですが、windows標準のソフトでも問題ありません。viを使用するのでしたら、Tera Termを使用して方が画面が崩れないので良いでしょう。また、玄箱とのファイルのやり取りはftpを使用しました。IEを使ってftp://@192.168.0.100のように接続すると、ドラック&ドロップでファイルを扱えます。こちらもFFFTPのようなFTPクライアントソフトを使うと、更に扱いやすくなります。
設定ファイルの編集は、玄箱上でviを使って行えると良いのですが、viの操作は独特なので、私は主にftpでファイルのやり取りをして、windows上でテキストエディタを使って行いました。linuxとでwindowsでは改行コードが異なるので、windows標準の「メモ帳」では編集できず、これは別のソフトを導入する事が必須となります。私はEmEditor Freeを使用しました。
玄箱にDebian3.1を導入する手順はオモイノホカ日々徒然さんのサイトの、玄箱の Linux Box化:[Debian 3.1] に詳しい解説があり大変参考になります。こちらを見て作業すれば十分と思いますが、一応私の作業手順を以下に記します。
2)玄箱をDebian化
・書籍「玄箱で遊ぼう!!」のサポートサイトで、「ソフトウェア」の項目にDebian化の手順が解説されているので、これに従い作業します。
・「玄箱うぉううぉう♪」さんのサイトで配布されいるファイルを元にしたパッケージを(私はdebian50409_org_a_image.zipを使用)ダウンロードします。
・玄人指向のオフィシャルページからファームウェアアップデートver1.02をダウンロードし、この中のimaze.zipの代わりに、先ほどダウンロードしたファイルをimage.zipにリネームして入れます。
・玄箱をEMモードで起動し、ファームウェアアップデート中のKuroBoxUpdate.exeを実行します。
・再起動してtelnetで接続出来れば成功です。ユーザー名tmp-kunでログインします。
3)Debian3.1(sarge)にアップデート
・suコマンドで特権ユーザーに切替え作業します。パスワードはrootです。
・ネットからupdateするための設定ファイル/etc/apt/sources.listを編集します。
・編集する前にそのサーバーから更新情報を取得するのが良いか調べます。詳しい内容はヨッパのサーバー構築さんの玄箱で遊ぶ:Woody→Sargeを参考にしました。
#apt-get update
#apt-get install wget
#apt-get install netselect
とwgetとnetselectをインストールして
# wget http://www.debian.or.jp/debian-ftp-mirrors-jp
でサーバー一覧ファイルを取得
# netselect -vv `cat debian-ftp-mirrors-jp`
で実際に接続し、自分の環境から近いサーバーをみつけます。
・設定内容は大阪てきとー日記さんのDebian GNU/Linux 3.1(Sarge)正式リリース!を参考にさせていただきました。
・surces.listをftpで接続(ユーザー名:tmp-kun/パスワード:tmp-kun)した時のディレクトリ/home/tmp-kunにコピーして、ftpでwindowsパソコンに持って来ます。
# cp /etc/apt/sources.list .
・各行の先頭に#がついていない行は#をつけて無効(コメント)にして、以下の3行を追加します。私の場合、ring.airnet.ne.jpが近かったので、そのような設定になっていますが、この部分は適宜近いサーバーの名前に変えます。
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main contrib non-free
deb http://ring.airnet.ne.jp/archives/linux/debian/debian/ sarge main contrib non-free
deb-src http://ring.airnet.ne.jp/archives/linux/debian/debian/ sarge main contrib non-free
・編集を終えたファイルをftpで/home/tmp-kunの戻し、/etc/aptに上書きします。
# cp sources.list /etc/apt
・OSのアップデートを行います。
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
・アップデート中の選択は基本的にデフォルトで問題ありませんが、ProFTPdの設定を聞かれるところ、standaloneでなくinetdを、Select a number 1 to 5…のところで5、もう一度ProFTPdの設定を聞かれるところで、install the package maintainer's versionを選びます。
詳しい内容はオモイノホカ日々徒然さんのアップグレード[sarge化]や、bnoteさんの玄箱 Debian を Sarge へアップグレードが参考になります。
・再起動します
#reboot
再起動後telnetで接続し、Debian GUN/Linux 3.1と表示されれば成功です。
※コマンドでディレクトリ名やファイル名を入力する時は、最初の文字を入れてTABキーを押すと、シェルの働きでその後が補完されます。同じ名前があると途中までしか補完されないので、更に文字を入れてTABキーを押します。これで長いファイル名の入力が楽になり、間違いもなくなります。
4)ユーザー設定
ネットで公開されているrootのパスワードをそのままにしたり、tmp-kunというユーザー名では不都合もあるかと思いますので、以下の手順でrootのパスワードを変更し、新しいユーザーを作成します。
・passwdコマンドでrootのパスワードを変更
・adduserコマンドで通常操作を行うユーザーを追加(以下仮にhogeとします)
・userdelコマンドでtmp-kunを削除
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